お客様を迎え、料理を作りました!

今日の調理実習、1年制コースは外部からお客様をお迎えし、手作りの料理を味わっていただきました。

メニューは「真狩ハーブポークのソテー アップルソースとデミソース」、「餃子の皮を使ったピザ」、「焼きりんご」、「手作りアイスクリーム」でした。

デミソースは以前調理実習で3日かけて作ったもので、とても深い味わいです。見知らぬ人の前で料理を作るのは大変緊張するものですが、みんな一生懸命仕事をこなしていました。

リンゴで作ったソースをかけて完成です
お客様へのサービスも同時に行います
前日に仕込んだアップルソース(手前)
手作りのデミソース(左)
付け合わせのブロッコリー
付け合わせの茄子。末広に切って揚げ、バルサミコ酢に漬けます
焼きリンゴではリンゴの芯をくり抜きます
餃子の皮を使ったピザ
使用した豚肉は真狩ハーブポークでした
学生のまかない料理は特製豚丼とチキンのケチャップ焼きサラダ仕立てでした

フォワグラとトリュフ、食べました!

今日の2年制コース2年次の調理実習は西洋料理で、「鴨胸肉のロティーとフォワグラ ソースペリグー」と「鶏肉のエスカベーシュ」を作りました。

ソースペリグーはフォンドボーやトリュフで作るソースで、自家製のフォンドボーの深さにトリュフの香りが加わります。

いずれも貴重な食材で、学生も真剣に取り組んでいました。

左:鴨胸肉とフォワグラ ソースペリグー 右:鶏肉のエスカベーシュ
エスカベーシュの材料(一部)
鴨胸肉とフォワグラ
エスカベーシュの仕込み
和食でいう南蛮漬けのようなものです
フォワグラを切り分けます
米なすをフォワグラの土台にします
ソースを作ります
ソースはトリュフを加えて鴨肉とフォワグラにかけます
完成です

春菊、たくさんとれました!

今日日曜日は仁木町の修学院ファームに出かけ、先日からの農園のかたづけを行いました。

支柱ぬきと束ね作業、夏野菜などの根の抜き取り作業は大体終了しましたが、作業終了予定日「文化の日」までもう1回しか行けませんので作業は急ぎ気味に行いました。

でも冬野菜は元気ですし、多年草は来年のために栄養を蓄えています。

集めてきた支柱(半分くらいの数)
20本ずつ束ねて木に立てかけます
夏野菜やトマトがあった畑です(根は全部ぬきました)
今日の収穫です
掃除して洗った春菊。鍋のおいしい季節になりました
(多年草)ルバーブ1年目
(多年草)アーティーチョーク1年目
香菜(パクチー、コリアンダー)の種が落ちて自然に芽が出てきました。
(多年草)スペアミント。今年新しい苗を種から育てました
サマーボリジ。本当は7月頃咲きます。食べられます。キュウリのような香り

懐石料理、いただきました!

今日の行事は正式には「日本料理賞味会」といい、9年前から行っているものです。

2年制コース2年次の学生が1年次の学生に「茶懐石料理(点心)」を作ってふるまい、併せて薄茶を味わってもらうものです。

料理を作った学生は練習や仕込みで大変勉強になったと思いますし、逆に食べる方は茶事の流れや茶懐石について学んだことと思います。

また、料理に季節感を出し、提供するタイミングを学ぶ絶好の機会でした。

料理の品数は全部で20品でした
今日の料理は松花堂弁当に盛り付けました
食べ方にも一定の作法があり、ひとつひとつ学びます
季節感を感じ取りながらじっくり味わっていきます
前々日から料理の仕込みを行いました(写真は海老真薯)
あやめ大根で作った「折れ松葉」(向付の天盛り)
修学院ファームのそうめん南瓜をほぐしているところ
ししとうは米(べい)なすとともに揚げびたしにしました
南京(南瓜のこと)の小倉(小豆のこと)煮
茶事の全体指導は裏千家正教授の吉野宗穂先生でした

中華の実技試験対策、行いました!

今日の調理実習は中国料理で、後期の実技試験対策「五目あんかけ焼きそば」を行い、それと合わせて修学院ファームでとれた野菜を使ったゴーヤチャンプルに似た創作料理を行いました。

なんだ焼きそばかと思う人もいるかも知れませんが、この料理には中華の基本技術が凝縮されているのです。

まず、切り方の技術、肉やエビに下味をつける技術、それらを油通しする技術、油にねぎやしょうがの香りを移す技術、さっとあおる技術、最後は水溶き片栗粉でとろみをつける技術などです。

もうこの時期には学生も中華の技術に相当なれ、おいしい焼きそばが出来上がっていました。

まず、材料をそろえます
切り方の技術は大切な要素です
めんをまず蒸した後ゆで、鍋で焼きます
肉や魚介類などを油通ししたあと、鍋で炒め、スープ、調味料を入れます
あんに上手にとろみをつけるのは大変むずかしいのです
修学院ファームで穫れた野菜を使った料理

大根の試し掘り、してきました!

今日は仁木町の修学院ファームに出かけ「畑のかたづけ作業」を行いました。

もうすでに強い霜が降りて、夏・秋野菜は終わりましたが、大根が元気なので太そうなものを選んで試し掘りを行いました。

まるまる太った、みずみずしい大根でしたが、大根の葉も栄養的にも優れていますので使います。

学校では普通の調理の他、切り干し大根、ハリハリ漬け用干し大根、浅漬けや糠漬けなどの加工品も作ります。

大根は6種類作っています
キュウリやいんげんなどの支柱です
トマトの畑。おかげさまで支柱は大半かたづきました
ピーマンなどの夏野菜は役割を終了しました
ザーサイ。うまく越冬できるか
大根は少々雪がかぶってもだいじょうぶなのです
さすがえんどう豆も寒さに強い!
春菊です。今が旬です
紫コールラビです。もうそろそろです

手打ちうどん、作りました!

今日の授業は「総合調理科学実習」といって、いわば「理科の実験の調理版」で、もう始めて40年もたちます(以前は調理科学Ⅱと言っていました)。

今日のテーマはグルテンという小麦粉の粘りの成分(たんぱく質)で、身近なものではパンとかピザ、その他日本で古くから使われている「麩=ふ」などで利用されています。

調理の基本の一つで、こういうことをしっかり学んでおくと、応用のきく調理師になれると思います。

小麦粉(うどんの場合薄力粉と強力粉を合わせます)に塩少々と水を加えまぜます
小麦粉に水が回ったら力強く練ります
めん棒で厚さをそろえ均等に切ります
具の準備をします
具材はしいたけや小揚などです
薬味のネギも欠かせません
手打ちうどんの完成です

 

サンマにぎりました!野菜もにぎりました!

今日は寿司の授業があり、いま旬のサンマや名残りの野菜類(今日はズッキーニやししとう、ピーマン)を使ってにぎり寿司を作りました。

毎年もう今頃になれば「にぎり」は馴れたもので、11月下旬に行う「マグロの解体ショー」では思う存分にぎりの力を出してくれるものと思います。

それにしても、今年もサンマが手に入るのかとヤキモキしていましたが、無事に手に入り安心しました。

本校では数年前から「野菜のにぎり寿司」は当たりまえになっていますので今年も行いました。

今日のにぎりの内容です
サンマは1人ずつ下処理を行います
酢でしめる前に塩をします
厚焼き卵は「玉=ぎょく)」といいます
野菜類の下処理(黄色いのはズッキーニ)
笹切りも行いました
さあ、にぎります
サンマにショウガを忘れずに
学生の1人分がこれです(盛りだくさん)

修学院ファームの撤収作業、始めました!

今日月曜日は仁木町の修学院ファームに出かけ、用具の撤収作業を行いました。

北海道は比較的暖かい日が続きましたが、このところ朝晩めっきり冷え込むようになりました(特に仁木町は寒暖差が札幌より大きいと思います)。

強い霜が降りる前に残っている野菜類を収穫するのと、春から今日まで約650本の竹の支柱を立ててきましたのでそれらをまとめて、20本ずつ縛って、倒れないように木に縛り付ける作業など、これから11月3日の文化の日まで続けます(週に1度程度しか行けないので)。

一応、毎年、農作業は文化の日で終了していますが、まだ大根が残っていますので引き続き収穫には行かなくてはなりません。

ピーマンとししとう、ズッキーニの収穫は今日が最後になると思います

焼きりんご、作りました!

今日日曜日は秋の「オープンキャンパス」の日で、参加者と一緒に料理を作って楽しみました。

「真狩ハーブポークのソテー アップルソースとデミソース」、「無発酵ピザ」、そして季節のりんご(あかね)を使った「焼きりんご」を作りました。

焼きりんごはバター、メイプルシロップなどを使って約40分かけて焼き上げました。

本日の調理実習、3品です
あかねをオーブンに入れて約40分焼きます
皮も一緒に食べられます
無発酵ピザ。ピザソースは自家製のトマトケチャップを使いました。とてもおいしいのです
豚肉の付け合わせは素揚げしたなすのバルサミコ酢漬けです
肉のソースは自家製のデミソーストとアップルソースでした
真狩ハーブポークはとてもおいしい豚肉です