初めて中華鍋をふりました

今日の中国料理の実習(新1年生)は棒棒鶏(バンバンジー)とカニチャーハン、卵スープでした。包丁研ぎ、野菜の切り方、調味料の仕込みなどに続いての授業でした。これから1学期中は他の料理と合わせて毎回チャーハンを行い(試験対策授業は除く)、1学期中には鍋がふれるように授業の体系を組んでいます。初めての鍋ふりなので、なかなかコツが分からず、鍋にくっついたり、具材をこぼしたり卵をこがしたりでなかなか大変ですが、それでも1学期の終わりくらいにはおししいチャーハンが作れるようになります。

本格的な中華調理実習第1回目は棒棒鶏(右前)、カニチャーハン(左前)、卵スープでした

ハスカップの花が咲きました(ファームだより)

今日日曜日は仁木の修学院ファームで引き続き夏野菜の植える準備(畑づくり)と機械で草刈りをしました。ハスカップが花を咲かせ、ブルーベリーの花芽が出てきました。ハスカップは4年目です。6月下旬の収穫で今年は3㎏位の収穫かなと思います(ちなみに昨年は1.5㎏)。本校ではだいたいアイスクリームにしますが、他の果物にない強烈な色素です。ハスカップに続くのはラズベリー(フランボワーズ)で7月の上旬から中旬にかけての収穫で、秋にもう一度収穫できます(年に2度の収穫)。合わせて10㎏くらいになります。そして7月の20日くらいからブルーベリーになります。

ハスカップの花。今日は下草をとってやりました。周囲は草刈り機で除きます
ラズベリー。枝にトゲがあって収穫の時は大変です
ブルーベリーの花芽。下草を刈るのが大変です

夏野菜を植える準備を始めました(ファームだより)

まだ遅霜の心配のある時期ですが、6月上旬からトマトやキュウリ、ズッキーニ、なすなどの夏野菜を植えるので準備を始めました。トマトの畑だけはトマトの数が多いので(加工用トマトなど7品種)農家さんに頼んでトラクターで耕しますが、他はスコップを手に草の根っこを丁寧に取り除く、まさに手作業です。なお、今年初収穫の野菜、分葱(わけぎ)がたくさんとれました。多分5月いっぱいで花が咲いてしまい、いったん枯れ、球根だけを保存しておいて秋にまた植えると株が分かれて冬に収穫できます。うちの学校ではどちらかというと冬場、(鍋料理の)ポンズ醤油の薬味に使うことが多いのですが、他にも酢味噌和え(ぬた)などにすると、特に球根の部分がほのかに甘くておいしいのです。

分葱(わけぎ) 普通の葱と違い、根が球根になっています

廃材を利用した加工食品(料理研究)

国産のオレンジだったと思いますが、いただいたのでさっそく皮で「甘納豆」を作ってみました(この場合甘納豆という言い方はふさわしくないと思いますが)。これが結構おいしいのです。まず皮を切ってお湯でしばらくゆがき、水に落として冷まし3~4回絞ってはまた水につけるを繰り返します。水と砂糖を1:1の割合で合わせた溶液で水から煮て沸騰したら火を止め一晩おきます。次の日皮だけを取り出して煮汁を少し煮詰め、その中に皮をもどして皮が熱くなったら火を止め(ものによってはもう1日繰り返します)、汁を切って皮が温かいうちにグラニュー糖をまぶし(2~3回繰り返します)、あとは乾燥させるだけです。柑橘類の皮だけでなく。さつまいも、れんこん、にんじん、ごぼうなどでもおいしくできます。

表面に水気がなくなるまで乾燥させます

 

苗の植えつけ始めました

連休も今日を含めてあと2日。快晴でほとんど風もなく農作業をしていてこんなコンディションはめったにありません。したがって今日は苗の植えつけをしました。まだ、遅霜の恐れがありますので寒さに強いチンゲンサイやコールラビ、カイラン(芥藍)などのアブラナ科の野菜とチコリの一種のトレビス(キク科)、同じくキク科の作物で春菊を植えました。また、じゃがいも(キタアカリ、メークイン、インカのめざめ)の植えつけも完了しました。チンゲンサイや春菊はもう20日以内には実習に使えそうです。

苗の植えつけはともかく、もう草刈りが必要ですね
じゃがいもの圃場。土の中の雑草の根を除くのが大変な仕事です
種から育てたアスパラが顔を出しました。3年目です。来年には食べられます

廃材を利用してふりかけを作りました!(食品加工の研究)

本校には食品加工産業セミナーという教科があり、ウインナーソーセージや豆腐、モッツアレラチーズ、ケチャップ、デミグラスソース、生麩(なまふ)などの授業を行います。授業以外でも食品の加工はいろいろやっていて「切り干し大根」、「干ぴょう」、「野菜のぬかづけ」などです。今は連休中で授業がありませんので、出汁をとった後の「かつお節」と授業の残りの白ごまや桜海老、青のりなどで「ふりかけ」を作ってみました。かつお節は乾燥機にかけ、袋に入れて細かくし、醤油、みりん、水、砂糖(重量比率で6:2:2:1)を合わせた調味料でパラパラに煎り上げ、他の材料と合わせます。

材料は出汁をとった後のかつお節や青のり、桜海老、とろろ昆布などです
調理にかかる正味時間は30分ほどです
密封包装機にかけました(左から吸気4秒、2秒、シールのみ)

さらにパワーアップした野菜の苗たち

修学院では実習で使う野菜の多くを仁木町にある修学院ファームで栽培しています。農薬はもちろん肥料も一切やっていません(特に無農薬にこだわっているわけではありませんが)。3月下旬から種まきを始め、ここにきてずいぶん大きくなりました。ビニールハウスがないので現在は学校の屋上が野菜たちの日光浴の場です(毎日夜は中に入れてやりますが)。あと半月ちょっと、アブラナ科の野菜とえんどう豆、じゃがいも以外は5月下旬、ちょうどカッコー鳥が鳴き始める頃から天気を見て圃場(畑)に移植します。

夜は寒いので中に入れてやります
手前はチンゲン菜とブロッコリーの一部。もう食べられそうですね
主力のトマトの苗(7品種)。生はもちろん、ケチャップ、ペースト、デミソースなどを作ります

農園に春が来ました!

手作業でジャガイモを植えるための土おこしを始めました。

ジャガイモの品種は「キタアカリ」「メークイン」「インカのめざめ」の」3種類です。
それぞれ10キロずつの種を植えました。
収穫は8月の上旬ですが、それまでに土寄せの作業を3度ほど行います!

また昨年9月に植えた、にんにく(ホワイト六片種)が無事に目を出しました。

分葱(わけぎ)も元気です!

ジャガイモの畝づくり
にんにくの葉
分葱「もう食べられます」