
(株)APR 総調理長 桑 原 靖 仁 平成2年度卒業 長万部高校出身 修学院の実習では、率先して切り物の役をやっていましたので、卒業してからとても役立ちました。現在は仕事のかたわら母校修学院で日本料理を教えています。調理師に限らず、職業人は一生修業だと思います。私は調理長になった現在も決して自分の料理に満足することなく、全国各地の料理コンクールに出場して自分の腕を試したり、他の料理人の技術を学んでいます。 第22回日本料理技能向上全国大会 郷土料理部門入賞作品「蝦夷の国今昔馳走物語」 |
札幌全日空ホテル 長谷川 裕 治 昭和59年度卒業 仁木商業高校出身 修学院の思い出はたくさんありますが、やはり現役で活躍されている先生方から直接基礎を学んだことは大変役に立ちました。これから調理師をこころざす皆さんには、野心とそれを達成する忍耐力をもってがんばっていただきたいと思います。また、料理には国境はありません。和洋中にかかわらず、良いものを取り入れる柔軟性も必要だと思います。 在学時の長谷川さん(右から2人目) |
ホテルモントレエーデルホフ札幌 日本料理 高 木 嘉 美 平成2年度卒業 登別高等学校出身 修学院を卒業後、本格的な日本料理を極めるため北陸の古都金沢へ。その後、京都の著名店で修業を重ねました。伝統が息づく京都は日本料理の本場。出汁の取り方から味付けに至るまで、一切の妥協を許さない料理づくりを学ぶ事ができて本当に勉強になりました。 今は目標でもあった、北海道で本物の日本料理を提供することができ、とても幸せに思っています。 調理場の高木さん |
ノーザンホースパーク
総調理長 山 田 伸 二 昭和59年度卒業 千歳北陽高校出身 修学院を卒業してから苫小牧のホテルニュー王子に就職し、その後、フランスとスイスに2度留学し、特にホテルの料理を学びました。 現在の職場では、いろいろなお客様がこられるのでラーメンから洋食のフルコースまで作りますが、菓子づくりやパンづくりなど新たな分野に挑戦して自分の可能性を発見でき、毎日を楽しくすごしています。 ノーザンホースパークレストラン全景 |
札幌全日空ホテル 李 澤 浩 二 平成2年度卒業 室蘭東高校出身 修学院での1年間は、学業とアルバイトとでとても忙しい毎日だったと記憶しています。でも、それがきっかけで就職につながりました。フランス料理の世界は、地域はもちろん、全日本、全世界といくつものコンクールがあり、若手が腕をためす機会がたくさんあり、私もそれに挑戦し、腕を磨いてきました。皆さんもぜひ、より広い料理技術の世界にチャレンジしてください。 フードランド北海道2003水産部門 「審査員特別賞」を受賞した 李澤さんの作品 |
(株)寿司田 すし古径 宮 津 強 昭和60年度卒業 増毛高校出身 修学院卒業後もしょっちゅう学校に顔を出していましたので、修学院とのつきあいも、もう28年になりますね。板前の修業はつらいこともありますが、辛抱して頑張れば、やがて芽が出てくるものです。私は決して器用な方ではありませんでしたが、今では、お客様が今何を欲しているのかを、言葉だけでなくいろいろなしぐさからとっさに読み取れるようになりました。 お店のカウンターに立つ宮津さん |